2021年09月24日公開
2021年09月24日更新
【平成の天才】米津玄師の経歴やおすすめの楽曲を紹介!
平成の天才。今音楽業界で最も注目を集める米津玄師(よねづ けんし)をご存知でしょうか。もともとボーカロイドの楽曲プロデューサーという過去を持ち、イラストなども自身で描けるマルチな才能を持っています。
米津玄師の経歴は?
出典: https://twitter.com
生まれ:1991年3月10日
職業:シンガーソングライター、イラストレーター、ビデオグラファーといったマルチに活躍
出身:徳島県
所属レーベル:ソニー・ミュージック
身長:188cm
血液型:O型
受賞経歴:第57回日本レコード大賞にて優秀アルバム賞を受賞
よく米津玄師(よねづ げんし)と読み間違えられることが多いですが、”けんし”が正式な名前です。
また米津玄師は本名になります。
中学生の頃からMTRを使用してオリジナル曲の製作を始めました。
また、10代でバンドを組み、10代限定ロックフェス第一回「閃光ライオット」に応募し、2次予選で敗退など音楽活動を始めます。
その翌年、パソコンの新調を機にDTMを始め「ハチ」という名前で活動をスタートします。
これが後にボカロの世界で有名な曲を生み出したクリエイターの名前になります。
高校を卒業後、大阪の美術専門学校に通い、バンド活動を行います。
ただ、人と一緒にものを作ることができず、バンドはうまくいきませんでした。
その翌年、合成音声VOCALOIDの初音ミクとGUMIを用いて再びニコニコ動画へオリジナル楽曲の投稿を開始する。「マトリョシカ」「パンダヒーロー」等のミリオン再生を越えるヒット曲を生み出しました。
そして、2013年に「サンタマリア」でユニバーサル・シグマからデビューしました。
当時はずっと一人で曲を作っていたのですが、はじめて同じ熱量で自分の音楽に理解がある人と一緒に作るという体験に感動したといいます。
米津玄師の人柄は?
出典: https://realsound.jp
幼少期から高機能自閉症ということで、あまり周囲の人とコミュケーションを取ることができませんでした。
高機能自閉症とは下記のような特徴があります。
・人に興味を示さない
・特定の範囲に対して強いこだわりがある
・言語能力の発達が遅い
・自分とは違う価値観の人に対する理解が遅い
・空気を読むことができない(暗黙のルールが守れない)
そのため、ROCKIN’ON JAPANの2万字のインタビューでは居場所がなく、家庭や学校でも友達とあまり話さなかったり、居場所がなかったというようなことを話しています。
その代わりに一人で黙々と絵を書いたり、自分の頭の中で作ったキャラクターと会話したりと自分の世界を作っていきました。
そして、幼少期にPC上でみたBUMP OF CHICKENのKという楽曲のフラッシュアニメをみて音楽への価値観が変わりました。
そこから音楽の世界にどっぷりとのめり込んでいきました。
もともと高機能自閉症でもあったため、もくもくと自分の世界観を作り上げることは得意でした。
そのため、自分で作詞作曲し、ジャケットの絵をかいたりと他の人の感性ではできない独自の感性で曲を作り続けます。
ただ、やはり周りの人と一緒に意見を出し合ってモノを作るということができず、バンドを解散します。
その後、、一人で出来るボーカロイドの世界を主戦場にし、
大ヒット曲を量産していきます。
米津玄氏のボーカロイド時代の作品は何とも言えない、グラフィックスと独特の曲調や歌詞で人気になりました。
こちらも後程紹介致します。
米津玄師の有名でオススメな曲
LOSER
米津玄師5枚目のシングル。
このタイミングでソニー・ミュージックレコーズに変わります。
現在、(2018年9月)youtubeでの再生回数1.2億再生と大ヒットです。
プロモーションとして、SNS上で米津玄師自身が「ちょっとした企画をやります。みんなよろしく(ピース)」と投稿し、LINE LIVEでのカウントダウンを開始するとファンの間で話題が沸騰しました。
そして、上映場所の特定につながるヒントが30分ごとに情報が解禁され、場所が特定されます。
そして、カウントダウン終了後、渋谷のとあるビルの壁面に「LOSER」のMVが投影されて初解禁となりました。
非常にプロモーションが上手です笑。
個人的にこの曲は頭の中でずっとリピートされ中毒性があります笑
Lemon
米津玄師 8枚目のシングル。
現在、(2018年9月)youtubeで1.6億再生。
2018年3月、ドラマ『アンナチュラル』の主題歌としてタイアップされ大ヒット。
米津玄師自身、初のドラマのために書かれた楽曲です。
ミュージックビデオは公開されてから約13時間で100万回再生、6日間で1000万再生を記録するという爆発的な人気を見せます。
そして、6か月で1億5千万回再生を達成。いずれも米津玄師の中では最速となりました。
「 灰色と青( +菅田将暉 )」
BOOTLEGというアルバムの1曲です。
米津玄師自身、初めて男性とコラボした楽曲です。
俳優の菅田将暉とコラボし、現在、(2018年9月)youtubeで7712万再生。
Youtube上でのMVの再生回数が1000万回を突破した際に米津玄師から菅田将暉に似顔絵をプレゼントしています。
DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO
DAOKO×米津玄師名義で発売されたDAOKOの3rdシングル。
劇場アニメ「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」の主題歌に書き下ろした楽曲です。
現在、(2018年9月)youtubeで1.9億再生。
コラボですが、すごく耳に残る曲です。
ぜひ一度聞いてみてください。
米津玄師の経歴、もうひとつの顔
出典: https://www.barks.jp
シングルでメジャーデビューしてからも活躍している米津玄師ですが、
実はボーカロイドで楽曲を作成していただ時期からヒット作を生み出していました。
ボーカロイドとはヤマハが開発した音声合成ソフトです。
この音声合成ソフトで素人の方が楽曲を作成し、ニコニコ動画やyoutubeで自分で作ったグラフィックを使って曲をリリースしていきます。
ここが米津玄師が天才といわれるゆえんです。
既にボーカロイドで有名な楽曲を作成して圧倒的な地位を持っていたにも関わらず、ボーカロイドを隠れ蓑にしたくないと自分自身が前に出て活動をしていくために顔出しをしてレーベルからシングルをリリースしました。
そして、ヒット作品を作り続けているあたりはまさに天才です。
米津玄師はもともと「ハチ」という名前で活動を行っていました。
もともと人とコミュニケーションを取ることが苦手だった米津玄師は一人で音楽を制作していき、ニコニコ動画にアップしていきました。
ハチが有名になり始めたのは「マウス戦士」というあだ名がつき始めた『Persona Alice』や『結ンデ開イテ羅刹ト骸』のあたりから話題になりました。
そこから、マトリョーシカという楽曲でヒットし、ドーナツホールやパンダヒーローとヒット曲を量産します。
ドーナツホール
マトリョーシカ
パンダヒーロー
このときに非常に凝ったイラストやメロディーライン、作品の構成など18歳とは思えないセンスです。
こうしてボーカロイドの楽曲で2000万回以上再生され、メジャーデビューへと続いていきます。
まとめ
そして、ボーカロイドプロデューサー、「ハチ」として成功した米津玄師ですが、ボーカロイドを隠れ蓑にしたくないという理由でメジャーデビューしました。
そこからは今最も注目するアーティストの一人になりました。
最近ではHIGHSNOBIETY JAPANというファッション雑誌などの表紙も飾ることを発表しました。
ドラマの曲や単独ライブなど活動の幅を広げ拡大してきているので、今後の米津玄氏さんに期待ですね!