削除済みの昔のWebサイトを見る方法

削除されて今は閲覧できない過去のWebサイトの検索方法。Googleなどの検索結果に出たWebサイトが閲覧できないことがあるが、昔のURLなどを探すことで過去のアーカイブを閲覧できる可能性がある。検索の結果、昔の懐かしいアーカイブ記事を閲覧できることもある。

削除済みの昔のWebサイトを見る方法のイメージ

目次

  1. 1削除された昔のWebサイトを探せるサイト
  2. 2過去のWebアーカイブを閲覧するためWayback MachineをGoogleで検索
  3. 3過去のWebサイト名を入力する
  4. 4閲覧可能な過去のアーカイブを選ぶ
  5. 51999年1月25日のWebアーカイブを見る
  6. 6昔のサイトはURLでも検索して閲覧できる
  7. 7ちなみに「2ちゃんねる」は過去のアーカイブとなった
  8. 8ここまでで昔のWebアーカイブを閲覧して分かったこと
  9. 9インターネット上の昔のホームページで貴重な意見の閲覧可能
  10. 10削除された過去のサイトが見られることで裁判の証拠にも!?
  11. 11Googleのキャッシュ利用で過去のサイトを閲覧する方法
  12. 12キャッシュとはインターネット上の昔のデータの保管場所
  13. 13変わったところでは「ウェブ魚拓」で昔のWebサイトを閲覧する
  14. 14過去のサイト別の閲覧方法
  15. 15Googleで昔のWebアーカイブに到達する知恵を絞る
  16. 16日本語以外でGoogleで過去のWebアーカイブに接する方法を考える
  17. 17昔のWebアーカイブを見つけられることで...

削除された昔のWebサイトを探せるサイト

出典: https://jp.depositphotos.com

昔のサイトが消えてしまった!

見たいサイトが消えてしまった・・・。どうすればよいのだろう。。

 筆者はかつて個人のホームページを運用していた。今となっては見る価値もない昔の個人的なアーカイブであり、いわゆるインターネット上の「黒歴史」的な過去のホームページですらある。とはいえ昔のWebサイトというのは懐かしい。特にインターネットが今ほど一般的でない過去のアーカイブはどこか内容のゆるさがあり、それゆえに閲覧できるアーカイブは味わい深く懐かしいものである。本稿では昔のサイトを探す方法を紹介する。

過去のWebアーカイブを閲覧するためWayback MachineをGoogleで検索

出典: http://nakanishi-hiroshi.same64.com

 さっそくGoogleで検索してWayback Machineのホームページにアクセスしよう。このサイトはインターネット上のWebサイトのキャッシュを保存している。Webサイトのデータではないので完全に保存されているわけではないが、運がよければ残っているキャッシュから過去のホームページの一部または全部を見ることが可能である。

出典: https://ushigyu.net

Wayback MachineのWebサイト

Wayback Machineのトップページ。上方にある検索窓にキーワードを設定する。つまり、ここにWebサイト名を入力する。

Wayback Machine

過去のWebサイト名を入力する

出典: http://www.realmax.co.jp

 トップページには検索ボックスが設置してあるのが分かる。ここに過去のWebサイト名を入力する。Wayback Machineサイト全体は英語で構築されているが、入力する言語はもちろん日本語でも可能である。その方法として「東京都庁」を入力してみる。

 Googleの検索結果のように検索語に関連するサイト一覧が出てくる。東京都庁だけあって、検索結果トップに出てくるので探しやすい。ここでは青い文字で「www.metro.tokyo.jp」とリンクがあるのでそこをクリックする。

出典: http://tokyolucci.jp

「東京都庁」を検索すると過去のアーカイブが出る

「東京都庁」を検索すると、過去の関連アーカイブが出てくる。一番上に青い文字で「www.metro.tokyo.jp」となっており、東京都庁のトップページであることが分かる。

閲覧可能な過去のアーカイブを選ぶ

出典: http://ciufa.net

「東京都庁」で閲覧可能なサイト一覧

閲覧可能な過去のホームページがカレンダーのように現れ、該当する日付が青い丸印となっているので見たい日にちをクリックする。

1999年1月25日のWebアーカイブを見る

出典: http://adbeginners.com

1999年1月25日の東京都庁のトップページ

出てきたものは本来のサイトではなく、昔のキャッシュデータが不完全な形で残っているアーカイブだと理解しよう。

 過去のホームページが完全な形では出てこないこともあるが、テキストが出てくるだけでも有用である。上のほうにある「知事発言集」をクリックして中味を確認する。

出典: https://news.cookpad.com

過去の「知事発言集」のアーカイブ

これだけの過去のサイトが閲覧可能、なのかもしれない。1999年は青島幸男知事が退任し、石原慎太郎氏が新知事として就任する年であった。この中から「青島知事退任あいさつ」をクリックする。

出典: https://trend-news-today.com

青島幸男前知事退任あいさつ

 インターネット上では古い記事でも簡単に見られるようになった。それにしても懐かしい。

 このような形で昔のサイトにたどり着くことができた。サイトによっては過去のアーカイブが有料で閲覧できることもあるだろうが、このWayback Machineを使うことで簡単にアクセスできることもある。

昔のサイトはURLでも検索して閲覧できる

 Wayback Machineの検索窓は単語だけではなくURLを入力することができる。探したい昔のサイトのURLを知っているならば、入力することでWayback Machineが過去のアーカイブを検索してくれる。ここでは今でも有名な「2ちゃんねる」のURLである、(http://2ch.net/)を検索してみることにする。

出典: https://attrip.jp

"http://2ch.net/"の検索結果

 検索した結果、閲覧可能であるWebサイトの数が棒グラフ状になって現れている。インターネット上に残っている古いキャッシュは青い丸印でカレンダーのところに現れる。

出典: http://moogry.com

"http://2ch.net/"の内容

 過去に運営していたサイトであるが、こんなに殺風景だったのだろうか。記憶が無いのでなんとも言えないが、往々にして昔のWebサイトというのは簡素な作りが多かった気がする。派手なフラッシュなどもなく、単純に表示される写真や図形。そしてテキストがメインの構成であった。

ちなみに「2ちゃんねる」は過去のアーカイブとなった

余談ではあるが、2ちゃんねるは「5ちゃんねる」と名前を変えてサイト運営している。

出典: http://nlab.itmedia.co.jp

5ちゃんねる

ここまでで昔のWebアーカイブを閲覧して分かったこと

出典: https://www.wanbishi.co.jp

 いくらデザインが崩れていようと、情報の要はテキスト、つまり文字情報だということ。言葉が不要な動画は世界の誰をも魅了する力があるが、テキストデータのように削除されて復活させるということは困難である。ただ、テキスト以外のデータも閲覧可能な場合がある。

インターネット上の昔のホームページで貴重な意見の閲覧可能

*ウェブ情報引用の際には閲覧日を記載すべき
→削除・改変されたページでも、日付が分かれば国立国会図書館「インターネット資料収集保存事業(WARP)」や、Internet ArchiveのWayback Machineにおいて、元のページが閲覧できる可能性がある。
— 検索技術者検定bot (@NDCation) October 16, 2017

 Wayback Machineを使うことで過去のホームページを見ることができるうえ、昔のサイトが主張していることの変遷を知ることもできる。ホームページ上で一度主張した意見を消すサイト管理者がいるが、そうした昔の削除履歴をも知ることができるので、正確なサイトの主張を見ることができるのである。

削除された過去のサイトが見られることで裁判の証拠にも!?

出典: https://news.yahoo.co.jp

昔のサイトと侮ることなかれ。

 削除されたとしても残ってしまうインターネットの情報。アメリカでは裁判の証拠としても採用されているという。日本でもネット上の表現が問題になるのであれば、削除されたWebデータを基にして採証行為が行われる日も来るかもしれない。

 削除されたとしても残ってしまうインターネットの情報。アメリカでは裁判の証拠としても採用されているという。日本でもネット上の表現が問題になるのであれば、削除されたWebデータを基にして採証行為が行われる日も来るかもしれない。

「Wayback Machineは、過去のウェブページが検索できる世界で唯一のサイトです。米国ではすでに、検索した過去のサイト情報が、裁判の証拠としても使われています」

一部のサイトを除いては機械的にサイトデータを収集しているそうです。Googleなどに情報収集を拒否するような設定をしているサイトの情報は得られない。

Googleのキャッシュ利用で過去のサイトを閲覧する方法

出典: http://sportie.com

Googleがため込んでいるキャッシュを利用する

Googleがため込んでいるキャッシュを利用して昔のサイトを閲覧する方法。

 別の方法としては、Googleが定期的にサイトを訪れて保存しているキャッシュの力を使ってサイトを見る方法である。こちらは何らかの理由で一時的に見ることのできないサイトを閲覧するのに有効である。例えばアクセスが殺到してサイト閲覧が不可能なサイトをGoogleのキャッシュで見ることができるのである。また過去のホームページも一部見ることができる可能性がある。
 
 そもそもキャッシュとはなんであろうか。

キャッシュとは、よく利用するデータを高速な記憶装置に蓄積しておくことにより、コンピュータのデータ処理を高速化することです。 (OCNインターネット用語辞典)

キャッシュとはインターネット上の昔のデータの保管場所

出典: https://gungii.com

インターネットにおけるキャッシュとは

画像は現金のキャッシュ(CASH)、インターネットのキャッシュは「CACHE」と書きます。

 つまり、インターネット上におけるホームページなどを表示させるための古いファイルを一時的にためておく所をキャッシュというのだ。このキャッシュのおかげでファイルを最初から読み込んでWebサイトを表示させる手間を省くことができるというわけだ。このキャッシュだけを利用して過去のホームページの閲覧に利用するのである。古いキャッシュは時々削除することでブラウザの不具合を直す方法としても知られている。
 
 方法としては、Googleのトップページにアクセスをし、検索窓に「cache:」と入れて、そのあとにURLを入れるというものである。例えば、「cache:http://google.co.jp」と打ってみると、下の方にサイトのキャッシュを表示していますよ、という説明文が上の方に表示される。

変わったところでは「ウェブ魚拓」で昔のWebサイトを閲覧する

出典: http://allergy-skin-treat.jp

 いわゆる「炎上した」サイトが削除された場合、証拠を残すためにユーザーが「スクリーンショット」(または画面キャプチャー)という方法で、画面をそっくりそのままコピーする方法があるが、キャッシュを利用してサイト画面を保存しておいているサイトが「ウェブ魚拓」というところである。

 こちらの場合はテキストデータではなく、画像データがそのまま残されている。それにしてもウェブ魚拓とはよく考えたサービスである。知らなかったが、個人で運営されているものだと思っていたら、法人で運営されているのだ。

ウェブ魚拓

過去のサイト別の閲覧方法

出典: http://illustmansion.com

引用されている昔のサイトを探す。

 別の方法としては、引用されている昔のサイトを探すということである。インターネットを使っていく上で切っても切れないのが検索技術である。どういうキーワードを設定すれば目的の情報にたどり着けるのかということは非常に重要である。

Googleで昔のWebアーカイブに到達する知恵を絞る

出典: http://unlimitedchaos.xyz

 古いサイトが削除されてしまった理由はさまざまであろう。しかしインターネット上ではアーカイブとして残ることもある。

 インターネット上で検索語句がちりばめられているが、必ずしも到達した語句が知りたい情報にあるとは限らない。知恵を絞って古い情報に到達するのは職人技といえる。検索技術を高めることはこれからインターネットと接する上で重要となってくる。

日本語以外でGoogleで過去のWebアーカイブに接する方法を考える

出典: https://www.rarejob.com

外国語で別の情報を得る手段もある。

 古いサイトが引用されているのは日本語とは限らない。英語が得意であれば英語のキーワードでGoogle検索をすればよいし、フランス語が得意であればフランス語で古いアーカイブに接することも可能である。

昔のWebアーカイブを見つけられることで...

出典: http://www.locationbox.metro.tokyo.jp

 ネット上での発言は玄関に張っても大丈夫というものにしましょう。

 筆者は過去のホームページとして延べで5つくらいのサイト運営をしていた。当時は規制がゆるいというか、運営者の認識の甘さから、筆者自身も含めてコンプライアンスが緩かったサイトが多かったと記憶している。それでも当時は「削除してしまえば大丈夫」で済んでいた。上記のような手段があることを早く認識していれば黒歴史も残さずに済んだであろう。
 
 こうして過去のサイトを調べることも可能であるので、読者の方々もネットでの発言はお気をつけて。

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