エッチスケッチワンタッチの由来・起源・由来と続きの言葉

同窓会に参加して昔話をしているとき、ふと今まで忘れていた懐かしい言葉や遊びを思い出すということがあるでしょう。また、お母さんお父さん世代にもなると、子供たちの間で流行している言葉や遊びで、思い出すこともあります。

時代は日々進歩しているようであっても、昔ながらの言葉遊びなんかが残っていると懐かしく、そしてうれしくなるでしょう。しかし子供の時は気にもしていなかったのに大きくなってから思い出すと起源や元ネタが気になることがあります。

芸能人がもととなっていることもありますが、起源がよくわからないネタもたくさんあります。ここでは『エッチスケッチワンタッチ』というエッチな言葉について紹介します。

エッチな言葉遊びも、子供の頃は訳もなく流行ったりしたでしょう。大人のセクハラに比べれば優しいものですが、それでもよくそんなことを言っていたのと、笑ってしまうこともあります。それでは見ていきましょう。

それでは『エッチスケッチワンタッチ』の下ネタの言葉についてまじめに掘り下げてみましょう。今の若者、そして30代くらいでも元ネタを知らないという人は多いでしょう。言葉の伝承のされ方についてじっくり調べれば論文が欠けるのではないかというくらい、不思議と今でも使われているエッチな言葉が、『エッチスケッチワンタッチ』です。

起源というのは物事のスタートとなった始まりを示す言葉です。つまり『エッチスケッチワンタッチ』でいうと、いつ何がきっかけとなって発生しているのかということです。

エッチスケッチワンタッチでいうと、諸説はありますが一番妥当な起源としてはグリコカレーです。グリコカレーにはワンタッチカレーなる宣伝文句の商品が販売されていました。その宣伝として、『エッジスケッチワンタッチ』という語呂合わせがあったといわれています。

ただ、現代のようにネットにアップされるであったり、一度発した言葉が消えることなく残り続けるということでもないため今ではそのことを覚えている人自体がほとんどいません。1970年代ごろから使用されていると考えられます。

由来というのは起源で発生した物事のその後の経緯とでも言いましょう。『エッチスケッチワンタッチ』でいえば、どのようにして『エッジスケッチワンタッチ』が変化したかということになります。

しかしこれは想像に難くないでしょう。『エッジスケッチワンタッチ』は少しエッチなネタを覚えている人にとって、『エッチスケッチワンタッチ』と聞き間違えることはありえます。ごろもよく、程よい下ネタワードなため簡単に浸透したでしょう。

また日本人にとって3・4・5というフレーズは耳なじみもよいです。さらに韻も踏んでいることで流れるようにふざけながら言える言葉です。

多くの人が軽いノリで『エッチスケッチワンタッチ』といったでしょう。

エッチというのはその言葉の通りですから、小学生にも意味が簡単に通じます。この『エッチスケッチワンタッチ』を使う頃の年代は、エッチとは言っても、スカート捲りであったり、身体に触れてしまったりという程度のかわいいものでしょう。

だからこそ『エッチスケッチワンタッチ』なんて言葉がはやります。これが大人になってからでは引かれるだけです。

さて、スケッチですがこの言葉、三つのフレーズの中で一つだけ意味が簡単に通じないです。単純にリズム感としてあっているともとらえられますが、スケッチが出てくる理由にはなりません。

面白い解釈の一つとしてスケッチ、とはつまり写生のことです。そうです感のいい人というか、下ネタに強い人は気が付いたでしょう。写生つまりは、射精ということになります。確かに言葉の語源を探るという意味では面白いアプローチです。

『エッチスケッチワンタッチ』はそこまで考えて作られた言葉ではないでしょう。先ほども紹介したようにグリコカレーの語源からきていると考えるのが妥当です。

また、スケッチではなくもともとはスケベだったという説もあります。

ワンタッチもわかりやすいです。もともとはエッチな意味の言葉としてではなく、単純にワンタッチという便利さを強調するための言葉でしょう。しかしエッチな言葉としてとらえるならば、異性の体に下心とともにタッチすることです。

どうしてそんな言葉が小学生などでもはやるかというと、子供の定番の遊びでもある鬼ごっこが関係しているでしょう。鬼ごっこのときにタッチという言葉は必ずと言っていいほど使ったでしょう。そのため知らず知らずにタッチという言葉の意味についてもある程度わかっています。

また、ワンタッチというのも実は場所によっては違う言葉が入っていることもあります。年代や出身の違う人で驚くこともあるでしょう。例としては乾電池やマイペット、などがあります。

さて、元ネタはやはりグリコカレーの宣伝文句というのが妥当です。しかしこの『エッチスケッチワンタッチ』という言葉は、シンプルでリズミカルだからこそ、地方や年代によってバリエーションがあります。

つまり『エッチスケッチワンタッチ』という言葉を元ネタにして派生した言葉があるということです。これこそ発想力の源でしょう。ただしほとんどの言葉はエッチなことを連想させます。

さて、『エッチスケッチワンタッチ』ですが、この言葉で終わることもあれば、さらに続きがあることもあります。エッチな言葉ネタは地方や年代によってかなりバリエーションが出ることは伝えました。そのため『エッチスケッチワンタッチ』に続く言葉もかなりバリエーションがあります。

そんなものはなかったという人も、覚えているという人もいくつか紹介していますので見てみてください。

まずはトイレのスリッパヨーロッパです、『エッチスケッチワンタッチ』の後に続く言葉としては謎です。しかしこの言葉は主に関西圏の方でよくみられるとも言われています。

ただしリズムとしては5・7・5が基本の俳句などのように、なっておりいいやすい言葉ではあるでしょう。元ネタの『エッチスケッチワンタッチ』が『ッチ』で韻を踏んでいるのに対して、『ッパ』で踏んでいるのもおしゃれでしょう。

意味はそのままで、トイレにあるスリッパがヨーロッパ製、でしょう。

続いての『エッチスケッチワンタッチ』の続きとしては、『お風呂に入ってあっちっち』です。こちらも先ほどの『トイレのスリッパヨーロッパ』のような長さの組み合わせになっています。

こちらの言葉は韻を踏んでいるわけではありませんが、リズミカルに言い切れるのは一緒です。お風呂ネタというのは小学生にとってもエッチを連想させるというか、裸を連想させるのでしょう。『ねぇ、ちゃんと風呂入っている』などのような言葉も小学生ではやることが多いです。これは『ねぇ、ちゃんと』と『姉ちゃんと』を掛けた言葉です。

また、かなり下ネタの『エッチスケッチワンタッチ』の続きとして、『あなたのチンチン何センチ』という言葉があります。これは主に男子同士で使われるエッチな言葉遊びです。特にけなした表現ではありませんが言われた側がいい気分をする言葉ではないでしょう。中にはこの言葉をきっかけにチンチンの長さを測った人もいるでしょう。

ちなみにこの場合は何センチとなって紹介されていますが、地方や年代によっては3センチとあらかじめ数字が入っていることもあります。3センチである必要はないでしょうが、この言葉がはやることの妥当な長さが3センチということ、そして何センチとの語感の問題で、3センチが使われていたでしょう。

2センチでは言いにくいですしリズムがよくないです。しかし6センチでは大きすぎる、なんてことも考えられていたら、面白くけなげです。大きくもなく小さすぎないため言われた側が激怒しない数でもあるでしょう。

あまりメジャーではありませんが、女子同士でいう場合、もしくは男子が女子の気を引きたかったりからかうときの『エッチスケッチワンタッチ』に続くバージョンもあります。それが『あなたのおっぱい何センチ』です。

そもそもおっぱいが何センチかという質問はバスト表記の観点から言えば正しくないでしょう。アンダーとトップの差がバストサイズですし、たいていの場合はそこまで厳密に覚えていません。しかし女子の場合は発育が男子よりも早いため背が高くていじられたり、胸が大きくなってしまい視線を感じるという人もいます。

そのように女子から女性に変化する中で使われるエッチな言葉です。中にはひどく動揺したり悲しくなる人もいます。

ちなみに、『お前のかーちゃんでーべそ』という続きもありますただしこの言葉は多くの人にと手単独で成立する言葉で、むしろ『エッチスケッチワンタッチ』の続きとして認識している人の方が少ないです。

他人の親を引き合いに出すのは喧嘩のもととなりやすいものでもあるため、自然と避けていたということもあるでしょう。

ここまで『エッチスケッチワンタッチ』という時代を超えて子供たちの間で使われている少しエッチな言葉について紹介してきました。『エッチスケッチワンタッチ』を幼少期に使ったという人はおおいでしょう。しかしその言葉について深く考えるという子供は少ないです。そもそも出所が不明なうえに、親には聞きにくいですから自然なことです。

長く忘れていたという人も子供が使っているのをふと耳にして、もしくは過去の話で盛り上がって『エッチスケッチワンタッチ』を思い出すということもあるでしょう。『エッチスケッチワンタッチ』は取り立てて深い意味のない言葉ではあります。

しかし『エッチスケッチワンタッチ』という言葉の語源や成り立ちまで掘り下げると場所や年代による違いもありました。周りと確認してみてはどうでしょう、『エッチスケッチワンタッチ』を使えば下品にならずにエッチな話題に持ち込めることもあります。

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