トヨタの逆輸入車まとめ!人気ランキングTOP7

トヨタなどが海外向けに生産した左ハンドルなどの輸出車を、その国から日本市場向けに輸入する車を「逆輸入車」と呼んでいます。これらの車は車体が大きいなど日本には無い仕様の車として人気があります。 今回はトヨタの逆輸入車の中でも人気の車種をご紹介していきます。

トヨタの逆輸入車まとめ!人気ランキングTOP7のイメージ

目次

  1. 1トヨタの逆輸入車とは?
  2. 2トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧!
  3. 3トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:シエナ( SIENNA)
  4. 4トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:セコイア(Sequoia)
  5. 5トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:フォーチュナー
  6. 6トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:タコマ
  7. 7トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:ヴェンザ (Venza)
  8. 8トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:タンドラ(TUNDORA)
  9. 9トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:ハイラックス(HILUX)
  10. 10トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧、番外編:ジープ
  11. 11まとめ:トヨタの逆輸入車人気ランキング!

トヨタの逆輸入車とは?

出典: https://www.flexdream.jp

出荷を待つ逆輸入車

逆輸入車とは、トヨタなどの国産カーメーカーによって日本国内で生産された海外向けの輸出モデルの車で、例えば米国向けやヨーロッパ向けの仕様で製造され「左ハンドル」の車とか、車体が大きめ作られているなどの車を輸出車と呼んでいます。

この海外に一度輸出された車を、日本市場向けに販売する目的で輸入する場合「逆輸入車」と呼んでいます。

トヨタや他の日本メーカーが最初から海外で生産した車を、日本に輸入する場合は厳密な意味で「逆輸入車」とは呼びませんが、場合によってはミックスされて「逆輸入車」と呼んでいるケースもあるようです。

国産車と逆輸入車、どこが違うの?

出典: https://www.autoblog.com

大きさ、広さ、強さが違う!

国内生産の車種と逆輸入車種では、求められる機能や、サイズの違いなど、多くの点で異なる場合が多いようです。

例えばアメリカからの逆輸入車を見てみますと、まず第一にエンジンのサイズが大きく異なる場合が多いです。
アメリカでは、日本と比べガソリンが安いので、パワーのある車を望む傾向が強く、V6やV8の5L越えのエンジンもごく普通に使用されています。
また、欧米人は日本人と比べて大柄な人が多いので、車内スペースなどもやや広く作られています。

またSUV(Sport Utility Vehicle)やSUT(Sport Utility Track)がアメリカで多く利用されているのは、大きな荷物を扱い、頻繁に車に積むというライフスタイルがベースにあります。その為、逆輸入車も、SUVやSUT車が多くなっています。

アメリカやカナダでは週末などにまとめて買い物をしたり、キャンプなどで、ラゲッジエリアをフルに活用し、いっぱいに積み込むことがしばしばあるので、広くてパワーのある車がある意味、生活習慣に沿った必須項目の一つとも言えます。

その為、大きさ、広さ、強さのそれぞれの面が、日本の国内生産車と比べて強調されており大きく異なる点が、逆輸入車の特徴となっています。

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧!

出典: http://minkara.carview.co.jp

それではここから、トヨタの逆輸入車のどんな車が、日本で人気となっている見ていきます。
果たして北米、カナダなど海外向けに生産されたどんな車が、逆輸入車としてランクインするのでしょうか?

 

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:シエナ( SIENNA)

出典: https://www.newcartestdrive.com

トヨタの逆輸入車「シエナ」は、前身のトヨタ「プレビア」から独自に進化し、北米向けのモデルとして生産され、アメリカのミニバンマーケットで人気となりました。

トヨタのシエナは2017年にメジャーモデルチェンジが行われており、これまで手が加えられていなかったエンジンのパワーを伝える駆動装置が、いわゆる「パワートレーン」が一新されました。
トヨタの逆輸入車のシエナは従来のトランスミッションは6速オートマチックでしたが、今回新たに8速オートマチックに変更され、従来と比較しよりスムースな加速と燃費性能の向上が図られ、ドライバーにとってはうれしいシエナのモデルチェンジとなっています。

出典: https://www.newautogroup.com

トヨタ シエナのインテリア

またトヨタのシエナはエンジンのパワー面でもレベルアップが行われ、排気量そのものは変更ないのです、新機能の「ダイレクト・インジェクション・システム」などの採用により効率化が図られ、従来比で最高出力がおよそ30馬力、最高出力299ps 最大トルク36.3kgというレベルアップが図られています。

出典: http://www.sh-clc.com

安全面でも強化!

さらに2018年のトヨタのシエナのモデルにはフロントフェイスが全面デザイン変更がされます。
そして、安全面での対策として「車線逸脱警告」などのドライバー安全支援機能がセットになった「トヨタ・セーフティ・センス」機能が新たに追加され、シエナの安全面でも充実されて行くことが期待されます。
車内も逆輸入車のワゴンタイプで広々としています。

【トヨタ・シエナのスペック】
ボディサイズ:全長 5,085mm・全幅 1,984mm・全高 1,796mm
エンジン:V6 3.5L 266PS/3,500rpm
トランスミッション:6速AT
駆動方式:2WD・4WD(四駆)
乗車定員:7~8名
燃費(参考):7~9km/L

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:セコイア(Sequoia)

出典: https://www.calwing.com

ビッグボディ&パワー!

トヨタのセコイア(Sequoia)は北米トヨタで生産されているフルサイズのSUV(Sport Utility Vehicle)です。
セコイアの名前は、北米太平洋岸の山地に自生し、その高さが100mにも達するという「セコイア杉」に由来しています。
年代としては2000年に最初のモデルが、米国のインディアナ工場で生産されました。
マーケットとしては、アメリカとカナダで販売され、特にカナダでは1995年に販売戦線から撤退したランドクルーザーの後継車の位置付づで販売されました。

出典: http://amesha-world.com

ビッグだけど、緻密!

トヨタの逆輸入車のセコイアのビッグなワゴンタイプのボディーに比較してそのエンジンパワーは、低速から強烈なトルクが感じられ、動きの鈍さや重さというのも感じられないと言われいます。

出典: http://www.sh-clc.com

そして、セコイアの走りの質という点では、明らかに最新テクノロジーを駆使したSUVであり、総合力自体としての質が高く、他のアメリカンSUVとの比較しても、決して引けをとりません。
ボディーが大きいワゴン車は、得てして大味な車が多いのですが、セコイアはボディー大きいにもかかわらず、どの点をとっても、設計が緻密・繊細であり、北米・カナダ市場でも好評のトヨタのSUVワゴン車となっています。

【トヨタ・セコイアのスペック】
ボディサイズ:全長 5,210mm
全幅 2,030mm
全高 1,960mm
エンジン:V8 4.6L 310hp/5400rpm、V8 5.7L 381hp/5600rpm
トランスミッション:6速AT
駆動方式 :2WD,4WD(四駆)
乗車定員 7~8
燃費(参考):6~8km/L

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:フォーチュナー

出典: https://clicccar.com

新興国向けの戦略車!

トヨタのフォーチュナーは、トヨタのインド車両生産・販売会社「トヨタ・キルロスカ・モーター」で生産された車です。

このフォーチュナーは、トヨタが主に、アジア・アフリカなどの新興国向けの世界戦略車として位置づけられ販売されているSUVモデルのワゴンタイプの車です。

最初のフォーチュナーは2005年に発表され、インドやアジア、欧州、アフリカ、オセアニア、中南米、中近東、ロシアなどの新興国市場へ輸出されています。
ブラジル、アルゼンチンなど南米ではフォーチュナーではなく「トヨタハイラックスSW4」の名称で販売されています。

出典: https://clicccar.com

フォーチュナーの余裕の仕様!

トヨタのフォーチュナーの2代目となる新型のフォーチュナーは2015年7月に発表され、『ハイラックス』のSUV版として位置づけれ販売されました。
2代目のフォーチュナーの車体は、全長4795×全幅1855×全高1835mm、ホイールベース2745mmのワゴンタイプとなっており、初代よりもスリムでデザインも一新され、7シートのファミリーワゴンSUVを目指して開発された車種となっています。

出典: https://clicccar.com

SUV車として人気!

トヨタの逆輸入車としてのフォーチュナーのエンジンは、2.8リットルディーゼルと2.7リットルガソリンの2種類があり、駆動方式は、ガソリン車が2WD、ディーゼル車は2WDと4WD(四駆)が販売されています。

世界的にもSUVワゴン車の人気が高まっていて、このフォーチュナーも新興国に於いて人気となっており、今後も販売増が期待される2WDと4WD(四駆)の車種となっています。

【トヨタ・フォーチュナーのスペック】
ボディサイズ:全高 4,705mm
全幅:1,840mm
全高:1,850mm
エンジン:直4 ターボディーゼル 2.5L 144ps、直4 ターボディーゼル 3.0L 171ps
トランスミッション:5速、5速AT
駆動方式 :2WD,4WD(四駆)
乗車定員:7人

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:タコマ

出典: http://www.heraldstandard.com

人気のピックアップトラック!

トヨタのタコマは北米トヨタにて生産・販売されているミドルクラスのピックアップトラックです。
元々トヨタ・ハイラックスの北米仕様として販売されていましたが、1995年に「タコマ」として登場して以来、フロントのデザインなどを米国向けに大幅に変更されています。

出典: http://www.pinsdaddy.com

北米は従来からピックアップトラックの市場として需要が高い地域で、タコマは2016年にフルモデルチェンジされて人気となっています。
エンジンは、直列4の 2.7Lと、V6の3.5Lの2種類で、どちらもガソリン車となっています。
ドアタイプは、2ドア2人乗りと、4ドア4人乗りがあります。

【トヨタ・タコマのスペック】
ボディサイズ:全長:5392mm/5727mm
全幅:1910mm,1890mm
全高:1792mm
エンジン:直4 2.7L、V6 3.5L
トランスミッション:6速AT、5速MT
駆動方式:2WD、4WD(四駆)
乗車定員:5
燃費(参考):8~10km/L

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:ヴェンザ (Venza)

出典: http://www.carscoops.com

乗用車をベースにしたSUV!

トヨタの逆輸入車としてのヴェンザ(Venza)は、主に北米マーケットで販売されている中型の「クロスオーバーSUV」の車です。

ここで言う「クロスオーバーSUV」とは、基本的には乗用車をベースにして作られたSUVのことです。

出典: https://www.mzspeed.co.jp

すなわち、本格的に生産されたSUVと比較して、オフロードでの走行性や耐久性ではやや劣りますが、舗装された道路や高速道路での乗り心地に優れています。
また比較的軽量に作られているので、燃費なども優れており、最近ではSUVタイプの車種の本流となってきて人気となっています。

出典: https://plaza.rakuten.co.jp

コックピットのようなドライバーシート!

逆輸入車としてのヴェンザは、そのコックピットのような、ドライバーシートも好評です。

【トヨタ・ヴェンザのスペック】
全長x全幅x全高=4,801mmx1,905mmx1,610mm
5ドアハッチバック
ホイールベースが2,776mm。
エンジン:直列2.7リッター(187hp)、V6 3.5リッター(268hp)
トランスミッション:6速AT、
駆動:FFとAWD

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:タンドラ(TUNDORA)

出典: http://driving.ca

米国で大人気のSUT!

トヨタ・タンドラは北米トヨタで生産されているSUTで、多くのファンを持つフルサイズピックアップトラックです。 アメリカ人好みの押し出しの強いボディデザインと、パワフルなV8エンジン、大きなラゲッジスペースと広々とした車内空間、トラックとは思えない充実した内装や高級感が高い評価を得て大人気モデルとなりました。

傍に立つ人と比較して、その大きさが分りますね!

出典: http://truckholic.com

逆輸入車タンドラの豪華な内装!

【トヨタ・タンドラのスペック】
ボディサイズ:全長 5,814mm・全幅 1,984mm・全高 1,796mm
エンジン:V8 4.0L 270hp・V8 4.6L 310hp・V8 5.7L 381hp
トランスミッション:5速・6速AT
乗車定員:6名
駆動方式:2WD,4WD(四駆)
燃費(参考):5~8km/L

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧:ハイラックス(HILUX)

出典: http://www.carscoops.com

米国を初め、世界中で信頼の高い車!

トヨタの「ハイラックス」は、米国のみならず、世界中でその頑丈さと、質の高いスペックで大きな信頼と支持を得ている「日本のトヨタ」の代表的SUTです。

出典: https://carmuse.jp

頑丈なボディー、タフなデザイン!

トヨタの逆輸入車としての「ハイラックス」は、その頑丈なボディーとタフなデザインがウリです!

【トヨタ・ハイラックスのスペック】
ボディサイズ:全長:5,330mm・全幅:1,855mm・全高:1,815mm
エンジン:直4 2.4L or V6 3L
トランスミッション:6速ATor5速MT
駆動方式:FR・4WD(四駆)
乗車定員:4名
燃費(参考):5~7km/L

トヨタの逆輸入車人気ランキング一覧、番外編:ジープ

出典: http://www.perrisvalleydodgejeepchrysler.com

ジープ(Jeep)

アメリカに於けるトヨタの逆輸入車としばしば競合となるのがクライスラー社の四駆のジープ(Jeep)と言われています。

出典: http://www.militarytrader.com

ジープの歴史は軍用車!

ジープは、1940年に軍用車として開発され、連合国軍の軍用車両として広く活用され、その高い耐久性と悪路にも強い優れた走行性で軍事戦略上でも多大な成果を挙げた車です。
戦後は、民生用としてその耐久性と駆動の良さが引き継がれ同じジープの名前で人気を博しています。
そんなジープも生誕75周年を迎え、現在では年代物のジープはクラシック・ジープとして愛好家の手で大切に保管・維持されています。
そしてクライスラー社からは新型のジープも発売されています。

出典: http://www.jeep-japan.com

ジープ ラングレー

現在、ジープの種類としては「クロスオーバーSUV」のチェロキーや、その上の最高級クラスのがありますが、ヘビーデューティー仕様のラングラーもドライバーの間で好評です。

ジープのエンジンはV型6気筒DOHC3.6Lを搭載し、悪路でのアクセルの踏み込みを制御する「電子制御式スロットルコントロールシステム」や急勾配からのスタートを容易にする「ヒルスタートアシストコントロール」など最先端の技術が投入され、快適性と機動性を高めた4WDとして人気となっています。

まとめ:トヨタの逆輸入車人気ランキング!

トヨタの逆輸入車人気ランキングを見ていきましたが、いかがでしたか?

トヨタの逆輸入車と一口で言っても、様々な車種があるんですね。
大体どの車も大きさ、広さ、強さが違うことが特徴となっており、特にアメリカからの逆輸入車は、国産車と比較してエンジンのサイズなどが桁外れに大きく、車文化に対する考え方の違いを痛感させられます。
そしてその様な仕様の逆輸入車の愛好者が結構いて、盛んな販売マーケットになっているようです。
そんな逆輸入車を購入して、仕様の違いを試してみてはいかがですか?

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