2021年08月02日公開
2021年08月02日更新
ゴキブリが飛ぶ理由と条件とは?気温や種類、IQまで関係してる?
ゴキブリが自分に向かって飛んできたという経験をお持ちの方はいらっしゃいますか?私は何度か経験しています。今回はゴキブリが飛ぶ理由と条件についてご説明していきます。実は気温や種類、ゴキブリのIQが飛ぶ理由と条件に関係しているんですよ。
目次
そもそもゴキブリとは何なのか?
一番嫌われていると言っても過言ではない昆虫といえば「ゴキブリ」です。夏の暑い日に部屋の中でゴソゴソという音が聞こえたらまずゴキブリじゃないかと疑ってしまいますよね。それと同時に恐怖を覚えてしまいます。近くに殺虫剤が見つかればいいのですが、そんな時に限って棚の奥にしまっているため取り出せず、近くにあった雑誌を丸めて撃退したということが何度もありました。
ゴキブリは昆虫綱ゴキブリのうちシロアリ以外の総称ということで、なんとゴキブリとシロアリは同じ種類の仲間だったのですね。驚きです。色は白と黒で違いますが、やっかいな生き物というところは同じですね。日本には236億匹のゴキブリがいるとのことですが、それでも全世界に存在するゴキブリの数のうち1%とのことです。全世界のゴキブリが一箇所に集まった光景を想像してみると恐ろしくなってしまいます。
飛ぶ可能性のあるゴキブリが発生しやすくなる理由と条件
飛ぶゴキブリに好まれる環境
飛ぶ可能性があるゴキブリにとって快適な気温は25〜35℃くらいとされており、真っ暗で狭い場所、気温が高い場所を好み行動が覚醒するとされています。人間が快適と思う気温や条件とほぼ同じですね。段ボールやベニヤ板を好むとされていて、引っ越しの時は特に注意が必要です。また仲間のゴキブリの体臭やフェロモン、玉ねぎ・にんにく・にらなどのネギ類の匂い、乾物の匂いやアンモニア臭、腐敗臭が好まれる匂いです。鼻をつく匂いには注意が必要ですね。部屋の中にゴミを置きっ放しにする時がないように、早く処分するようにしましょう。
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飛ぶゴキブリが好きな食べ物の条件
飛ぶ可能性のあるゴキブリは人間と違ってなんでも食べますので、ゴミや人や動物から自然と出てくる皮膚や毛も大好物です。ほんの少しの量しか食料がない時でも生き続けてしまうということで恐ろしいですね。ただし気温や環境、少量の食べ物があったとしても水がないところですと1週間ほどで死んでしまうということです。家の中を綺麗な状態を保つということはなかなか難しいですが、飛ぶ可能性のあるゴキブリのためにも注意しましょう。
出典: https://www.shizuoka-med.jrc.or.jp
飛ぶゴキブリに好まれる季節とその理由
飛ぶ可能性があるゴキブリが子供を増やすためにベストとされているのは気温18〜35℃で湿度は75%くらいだとされています。春から秋、特にジメジメした梅雨や夏の時期が飛ぶ可能性があるゴキブリに好まれ、覚醒する気温になる季節だといえます。
ただし冬だからといって安心してはいけません。なぜならその理由は、電化製品の裏側に潜んで、寒さをしのいでいます。活発に行動して覚醒する時が春から秋というだけで、一年を通じて私たちの近くに潜んでいるのです。
飛ぶゴキブリが音に反応する理由と条件
実は飛ぶ可能性があるゴキブリには耳がありません。ゴキブリは人間の出す音を聞いて逃げていると思われがちですが正確には足で音を揺れとして察知し、増幅させて、認識しているようです。耳の代わりに足で音を感じているなんて信じられないですね。そんな飛ぶ可能性があるゴキブリには超音波の電子機器を使うと撃退できるということで対策グッズも販売されているようですが、科学的根拠を示すことができず、現時点で飛ぶ可能性があるゴキブリは超音波を嫌がるということは理由は立証されていないようです。他にも魚やヘビには耳がないので音が聞こえないですね。
ゴキブリは空を飛ぶ理由と条件
ゴキブリが空を飛ぶ、飛行するという表現は正確ではないかもしれません。その理由は、実はゴキブリには羽があるので自由自在に飛ぶことができるイメージがありますが、実は地面などの低いところから飛ぶことはできないのです。面から数センチだけなら飛ぶこともできるという説もあるようですが、飛ぶ場合は壁をよじ登って、高いところから飛んでいるのです。
ゴキブリに羽がついている理由は滑空、つまり高いところから飛行するために使っているそうです。ゴキブリは自由に飛行できるというイメージを持っていたためびっくりしました。ゴキブリはもっとも飛行しやすい気温は35℃くらいとのことで、気温が高くなる夏の熱帯夜はゴキブリが覚醒する可能性があるので飛行に注意が必要ですね。
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空を飛ぶゴキブリの種類の条件
日本には約50種類のゴキブリがいるとされています。その中でも全国的に有名なのは、
「クロゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」です。沖縄に多く生息して、大型である「ワモンゴキブリ」、日本の在来種えある「ヤマトゴキブリ」も有名です。
実は羽があっても飛ぶことができないゴキブリが存在します。ダチョウやペンギンと同じですね。飛ぶことができないゴキブリの中には「チャバネゴキブリ」がいます。このゴキブリは下から上へ飛行はもちろんですが、本来得意とする上から下への飛行もできません。ちなみにゴキブリの幼虫は羽があっても飛行できないそうです。
ゴキブリが飛ぶとIQが高くなる?その理由と条件
ゴキブリは追い詰められた特にIQが大きく上がると言われています。まさに覚醒ですね。ゴキブリには頭部と腹部に2つの脳があり昆虫の中でもIQが高いと言われていますが、人間の知能指数をはかる基準であるIQをゴキブリに適用していいかと言われてしまいますと疑問です。ただし一説によるとゴキブリは逃げる時にIQが200にまで跳ね上がるとされています。生命の危機に瀕すると時速150キロで移動して、その時のIQは340を超えて覚醒したという研究結果も発表されているようです。またIQ340を超えた時は地面からでも飛ぶこともあるようで、不思議が多いですね。
あのアインシュタインは子供の頃は成績が悪く、回答を出すまでにかなりの時間がかかったという話があるようにIQが高いからといって優秀だということにはなりません。子供の頃のIQが低くてもアインシュタインのようにどこかで覚醒する可能性があります。ただしIQが高いことに越したことはありません。
愛されるゴキブリの理由と条件
多くの方に嫌われているゴキブリですが、種類によってはペットとして買われているゴキブリもいます。海外ではペットや食用として人気がある種類もあるそうです。グーグルやユーチューブで検索してみると確かにヒットします。ペットして飼われているゴキブリは外国産の「マダガスカルオオゴキブリ」や「ヨロイモグラゴキブリ」という種類のゴキブリということです。生命の危機を感じて覚醒した時のゴキブリに比較するとかなり遅いため、ペットとして適しているそうです。
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ゴキブリ最強説の理由
百獣の王はライオンと言われていますが、最後に生き残るのはゴキブリだと言われていますが、そんなゴキブリ最強説をご紹介します。
核戦争後に生き残るのはゴキブリ
ゴキブリの生命力は強く、人類が滅亡した後も生き残るのはゴキブリだとされています。それ以外の生き物としてはネズミ、クマ、犬、アリ、ブタ、タコ、アライグマなどが人類が滅亡した後にも生き続ける生き物だと言われています。
約3億年前から生息している
ゴキブリの歴史は人間よりも古く、現れたのは約3億年前の古生代石炭紀だとされています。その為ゴキブリは「生きている化石」とも言われています。恐竜が滅亡する中で、昔とほぼ変わらない姿を保ち続けているといことで、あの姿がすでに完成された姿ということですね。ただし昔は羽を使って地面からでも飛ぶことができたという説があるようです。あのスピードで自由に飛び回ることができれば脅威ですね。
頭を切っても死なない
他の虫にもみられる特性ですが、ゴキブリの頭を切っても数週間はその状態で生き続けるそうです。また切った頭を再度つけると死ななくなるということです。その理由は定かではりませんが、驚きですね。
死んだふりをする
退治したゴキブリを処分しようと思ってみてみるとゴキブリがいなくなっていたということはないでしょうか。その理由は、ゴキブリは死んだふりをして、好きを見つけて逃げているのです。さすがIQが高いだけのことはありますね。処分するまで見届けるようにしましょう。
ゴキブリが苦手とするものの理由と条件
それではここでゴキブリが苦手なものをまとめたいと思います。レモン、ハッカなどの匂いが苦手なので、アロマを焚くと効果があるようです。柑橘系に含まれるd-リモネンという成分が嫌いであるため、ほんの数滴を水に混ぜて吹き付けるだけで動けなくなったという報告もあるようです。
まとめ
今回は、ゴキブリが飛ぶ理由と条件をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。ゴキブリという言葉を聞くだけで嫌になってしまう方が多いと思いますが、ぜひこの機会にゴキブリが行動する理由に興味を持っていただければと思います。でもやっぱりゴキブリのことは考えたくないですし、見たくないですね。