2021年05月10日公開
2021年05月10日更新
自転車の後輪タイヤの交換方法まとめ。外し方~パンク修理の方法と交換時期
自転車のメンテナンスにおいて初心者の鬼門となる後輪タイヤの交換とパンク修理。後輪タイヤの正しい外し方や交換方法、交換時期、外し方を間違うとどのような危険性があるのかなどをまとめました。自転車乗り必見ともいえるパンク修理の解説付きです。
目次
- 1コツさえつかめば自分でできる!自転車の”後輪”の交換
- 2自転車の後輪タイヤを交換をする際の注意点
- 3自転車の後輪タイヤの交換に必要な工具
- 4【自転車”後輪”タイヤの交換方法①】前準備
- 5【自転車”後輪”タイヤの交換方法②】スタンドの外し方
- 6【自転車”後輪”タイヤの交換方法③】変速ワイヤーの外し方
- 7【自転車”後輪”タイヤの交換方法④】ブレーキドラムの外し方
- 8【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑤】チェーンの外し方
- 9【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑥】後輪タイヤの外し方
- 10【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑦】後輪タイヤのパンクを修理する
- 11【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑦】取り付け
- 12前輪は簡単!【自転車の”前輪”タイヤの交換方法】
- 13自転車修理業者に頼む場合の費用は?
- 14自転車タイヤの交換時期は?
- 15自転車のタイヤ交換まとめ
コツさえつかめば自分でできる!自転車の”後輪”の交換
自転車のタイヤ交換は前輪に比べると後輪の方がやや難しいといわれています。
実際、自転車のタイヤ交換は自分で行うのは難しいです。
やや根気が必要ですが、一度ポイントさえ掴んでしまえば初心者でも自分で簡単に交換することができます。
時期がきたら自分で交換してみるのも良いかもしれません。
自転車の後輪タイヤを交換をする際の注意点
後輪タイヤの交換を行う前にいくつかの注意点があります。
変速機によって後輪タイヤの外し方は違う?
ママチャリの場合、変速機は大きく分けて2つあります。
ひとつは「内装3段」変速機です。
内装3段変速機はギアが内部に密封されたタイプの変速機で、3段階の変速ができます。
外装6段変速機はギアが露出しているタイプの変速機で、6段変速ができます。
外装6段変速機は内装3段変速機に比べるとチェーントラブルは発生しやすいですが、内装3段変速よりも細かい変速調整ができるので様々な地形に対応しやすくなっています。
余談ですが、内装3段変速機も外装6段変速機も、1番重いギアと1番軽いギアは同じです。
6段変速はその中でもより細分化されているというだけです。
後輪タイヤの外し方は、内装3段と6段変速ではそれぞれ違います。
特に6段変速は内装3段に比べると、構造上やり方が少々複雑です。
内装3段と6段変速、それぞれのタイヤ交換の動画を参考にしてみると分かりやすいです。
チェーンケースは形状によって外し方も変わる
出典: http://chikutakurinrin.cocolog-nifty.com
フルタイプのチェーンケース
出典: http://www.rainbow-bike.com
ハーフタイプのチェーンケース
自転車のチェーンケースはハーフタイプとフルタイプの2種類があります。
こちらも形状によって外し方が変わるので注意しましょう。
これは、ママチャリだけでなくマウンテンバイクやクロスバイクの場合も同じです。
タイヤの外し方を間違えると…
自転車のタイヤの外し方を間違えると最悪の場合、脱輪することもあるので危険です。
これは前輪も後輪も、内装3段や6段変速のママチャリであろうとマウンテンバイクであろうとクロスバイクであろうと、リムテープがタイヤに正しく貼り付けられていようがいまいが同じです。
間違えないように、正しいタイヤの外し方を自分でマスターしましょう。
自転車の後輪タイヤの交換に必要な工具
自転車の後輪タイヤの交換に先立ち、事前準備をしましょう。
タイヤ交換に必要な工具
タイヤ交換に必要な工具は以下の通りです。
①ドライバー プラスとマイナス各1本ずつ
出典: http://www.cb-asahi.co.jp
②15mmラチェットレンチ
出典: http://www.cb-asahi.co.jp
③15㎜スパナ(ボックスレンチでも可)
出典: https://www.monotaro.com
③10mmT型ボックスレンチ
出典: http://ktc.jp
④8mm×10mmスパナ×2~4本
ボックスタイプのものがあると便利です。
出典: http://blog.worldcycle.co.jp
⑤タイヤレバー
出典: http://blog.worldcycle.co.jp
⑦空気入れ
エアゲージ付きのものがあると尚、便利です。
タイヤ交換+パンク修理に必要な工具
①レンチやペンチ
タイヤ交換の時と同様、ナットなどを外すときに使います。
②水の入ったバケツ
チューブを水の中に入れ、穴があいている箇所を調べるために中に水を入れておきます。
③小物入れ
作業の途中で紛失しないように、自転車から取り外した部品を入れておきます。
④ハンマー
バッチを貼った後ハンマーで叩き、タイヤに圧着させます。
⑤雑巾
チューブについた水や紙やすりでチューブを削ったあとの削りカスをしっかりと拭き取るために、雑巾を使います。
⑥空気入れ
チューブに空気入れで空気を入れながら、穴があいている箇所を探します。
⑦パンク修理キット(100円ショップでも購入可能)
自転車用パンク修理キットにはタイヤレバー、補修パッチ、虫ゴム、紙やすり、接着剤が入っています。
パンク修理キットは100円ショップやホームセンターなどでも購入できます。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法①】前準備
出典: http://xwablog.blog20.fc2.com
これから説明するのはママチャリ、マウンテンバイク、クロスバイク、内装3段、6段変速、全ての自転車に共通したやり方です。
事前準備として、自分で自転車を反転させましょう。
なるべく人通りが少なく邪魔にならない場所で行います。
ナットの外し方と注意点
出典: http://www.as-mode.com
自転車はナットがブレーキワイヤーの固定具になっているため、これさえ外してしまえば後輪は簡単に外すことができます。
この時の注意点としては、ワイヤーの終端を外してしまうとワイヤーがヨレてしまい使い物にならなくなってしまうこともあります。
外したナットは小物入れに入れておくか、後輪を外してから再度軽くボルトに止め戻しておくなりしておくと紛失リスクを軽減できます。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法②】スタンドの外し方
後輪の車軸にはあらゆるパーツが共締めされています。
荷台固定用のロッド、泥除けを固定するためのロッド、そしてスタンド。
これらのパーツがすべて、1個のナットで後輪の車軸に固定されています。
出典: http://www.tok2.com
まずは後輪の外側に固定されている荷台のロッドを後輪の車軸から取り外します。
この時、取り外したロッドは作業の邪魔にならないように前輪方向に倒しておくのがおすすめです。
ロッドは荷台が固定されているタイプもあり、このタイプは自転車全体が下がってくると荷台に泥除けが接触するため、そのまま荷台に押し付けられて変形しないよう注意が必要です。
出典: http://www.tok2.com
次に、泥除けを固定している丸棒型のロッドも取り外します。
こちらはコの字型の両輪スタンドの場合、片側だけ取り外しても反対側を取り外そうとすると、反対側が再び後輪の車軸に入ってしまう可能性があります。
そのため、泥除け用の固定ロッドは左右同時に取り外した状態で、そのまま荷台側に移動しましょう。
すると、泥除けの固定部分を支点にして回転するようになります。
最後にスタンドを取り外します。
後輪の車軸から放すようにして取り外しますが、両サイドを同時に広げるように取り外します。
くれぐれも、ネジ山を破損しないように注意しましょう。
出典: http://www.tok2.com
【自転車”後輪”タイヤの交換方法③】変速ワイヤーの外し方
まずシフトをトップにしてワイヤーを緩めます。
出典: http://jitetsuu.com
ディレーラーのボルトを緩め、固定してあるケーブルを外します。
ワイヤーエンドキャップが付いている場合は外しておきます。
出典: http://jitetsuu.com
ケーブルを抜き取ったらディレーラーの調整ボルトを右いっぱいに締めておきましょう。
出典: http://jitetsuu.com
後輪側からケーブルを抜いていきます。
アウターケーブルが外れるので、どこに取り付けられているか確認しながら外していきます。
出典: http://jitetsuu.com
ドライバーを使ってシフター側で固定されているネジを2本外します。
カバーを取り外していくとワイヤーが固定されている箇所が見えます。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法④】ブレーキドラムの外し方
出典: http://ace.reviewmagic.jp
ブレーキドラムが留め具でフレームに取り付けられているので、留め具を外してブレーキドラムをフレームから外します。
組み立てるときに忘れていることも多いので、留め具とブレーキドラムがどのように取り付けられていたかをマーカーでメモしておいたほうがいいかもしれません。
ブレーキワイヤーの外し方
出典: http://jitetsuu.com
ワイヤーの端に付いている銀色の円柱をシフターから外します。
シフター側にはプラスチックの爪があり外れにくいようになっているのでワイヤーを押し込みながらマイナスドライバーでタイコを軽く上に持ち上げると外れます。
あまり力任せにやるとプラスチックの爪が割れてしまう恐れがあるので注意しましょう。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑤】チェーンの外し方
チェーンは後輪のナットを緩めることで簡単に取り外すことができます。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑥】後輪タイヤの外し方
後輪タイヤの外し方はこのように、マウンテンバイクやクロスバイクの場合はとても簡単です。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑦】後輪タイヤのパンクを修理する
パンク修理をする前に
パンク修理をする時も後輪タイヤ交換と同様に自転車をひっくり返します。
パンク修理の方法①タイヤチューブの外し方
出典: http://kaz.my.coocan.jp
タイヤレバーを使って図のようにタイヤを外していき、中からチューブ取り外します。
パンク修理の方法②修理箇所の特定
水を入れたバケツの中にタイヤチューブを入れて穴が開いた箇所を特定します。
パンク修理の方法③補修
出典: http://minkara.carview.co.jp
パンク修理キットに同封されているパッチでパンク箇所の補修を行います。
出典: https://www.olympic-corp.co.jp
補修パッチはチューブに貼り付けた後でハンマーで叩いて圧着します。
パンク修理の方法④タイヤチューブ点検
出典: http://roadandtherabbit.blog.fc2.com
②で修理箇所を特定したときと同じように補修箇所や他の部分から空気が漏れていないかチェックします。
パンク修理の方法⑤バルブの劣化をチェック
出典: http://www.b-active.org
自転車の虫ゴム(いわゆるバルブ)も劣化していないかチェックしてみましょう。
バルブの本体だけでなく、チューブの根元付近も劣化している場合があるので、その場合はチューブごと新しいものに交換してしまった方が良いかもしれませんね。
パンク修理の方法⑥タイヤチューブの取り付け
新品のチューブを取り付ける前に”リムテープ”の状態も確認しておきましょう。
リムテープは、チューブをニップルやリムのエッジから守るためリムにはめられているバンド状のゴムのことです。
自転車タイヤのチューブは繊細なゴムで出来ており強度的にはかなり弱いので、リムテープがないとすぐにパンクしてしまいます。
リムテープが切れたり破れたりすると、たとえチューブを交換してもタイヤの中でパンクを起こすことにも繋がります。
リムテープはホームセンターでもサイズ別に購入できます。
異常が見られるときにはリムテープも交換しましょう。
リムテープを張り替えるときはズレないように注意しましょう。
リムテープの穴とタイヤの穴の位置を合わせます。
手で直しにくい場合はマイナスドライバーなどを使うのもおすすめです。
出典: https://www.cainz.com
出典: https://www.cainz.com
①タイヤを片側だけ車輪にはめ込みます。
②車輪の穴とリムテープの穴にチューブのバルブを通します。
③チューブがよれないようにタイヤの中に収納します。
出典: https://www.cainz.com
④バルブのナットをはめ込みます。(但し、奥までは締めずに手前で止めておきます。)
⑤虫ゴム、バルブキャップをはめてナットは一番手前側にします。
⑥チューブが軽く膨らむ程度に空気を入れます。これにより、チューブがよれずにタイヤに入れやすくなります。
⑦手でタイヤを一周させながらチューブを全てタイヤにはめていきます。
出典: https://www.cainz.com
⑧チューブがはまったらタイヤを車輪にはめていきます。一番硬いバルブ付近は後回しにするとはまりにくいので先にはめ込んでしまいましょう。
⑨後半はタイヤが入りにくいのでバルブを外してチューブの空気を抜きます。
⑩タイヤが入りにくい場合は指だけでなく掌全体を使ってはめていきます。同時に、手を車輪にスライドさせながらチューブが挟まっていないことを確認しましょう。チューブが噛んでいるとパンクしてしまいます。
⑪チューブが入ったらタイヤを回しながら全体的に揉みます。
⑫チューブに空気を1/3程度入れます。※この時、バルブを指で押し込みながら空気を入れます。
⑬車輪を回して、車輪の側面のラインが一周見えることを確認します。
⑭ラインが見えていない場合は、空気を足したり、掌で押し込むと「ポコッ」という音とともにラインが見えてきます。
⑮タイヤが入ったらバルブのナットを締めます。工具でナットを締めつけるのはNGです。必ず手袋や軍手などを着用し、自分で締めましょう。
パンク修理完了
出典: https://www.cainz.com
バルブが真っ直ぐになっていることを確認したら、最後にバルブキャップを締めてパンク修理は完成です。
【自転車”後輪”タイヤの交換方法⑦】取り付け
タイヤとチューブの交換ができたら、いよいよ組み立て作業です。
組み付け時の最後の部分となりますが、ここが最も重要です。
出典: http://www.geocities.jp
前輪の時と同じように、後輪も進行方向に対してまっすぐになるように装着します。
タイヤとフレーム(チェーンステー)とのクリアランスが均等になるように調整します。
位置調整は、変速機の周辺にあるチェーン調整金具についているナットで行います。
出典: http://www.rakuten.ne.jp
チェーン調整金具は、自転車の種類によっては他の部品が邪魔をしてナットが回しにくい位置に付いていることもあるので、その場合は10mmT型ボックスレンチを使用します。
後輪が真っ直ぐになっていることを確認し、ハブシャフトの15mmナットを締めて後輪の交換作業は完了です。
前輪は簡単!【自転車の”前輪”タイヤの交換方法】
前輪のタイヤ交換は後輪よりも簡単です。
6段変速のママチャリを例に簡潔に説明しておきます。
前輪の交換に必要な工具
前輪の交換で用意するものは後輪の交換の時と同様(※上記参照)です。
前輪の外し方
出典: http://www.as-mode.com
自転車の前輪交換は後輪交換よりも簡単です。
前輪の場合はナットを外せば簡単に取り外しできます。
出典: http://www.as-mode.com
タイヤレバー2本を使って、てこの原理でタイヤを外していきます。
前輪のパンク修理
前輪のパンク修理の手順は、後輪のパンク修理と同様(※上記参照)です。
前輪の取り付け
出典: http://www.as-mode.com
やや力は必要ですが、前輪は構造がシンプルなので慣れてしまえば30分と掛からずに交換することができます。
構造上の違いはあれど、ママチャリもマウンテンバイクやクロスバイクやロードバイクも交換にかかる時間は共通して大体同じです。
自転車修理業者に頼む場合の費用は?
パンク修理の費用
自転車のパンク修理にかかる費用ですが、ママチャリの場合は片輪につき約1,000円~1,500円です。前後両輪の場合3000円近くになることもあります。
マウンテンバイクやクロスバイクの場合、少しタイヤが特殊なので5000円近くになることもあります。
チューブの交換が加わると4,000円~6,000円になることもあります。
タイヤ交換の費用
タイヤ交換は、ホームセンターに依頼する場合¥6000~7000、自転車専門店に依頼する場合¥7000~9000ほど掛かります。
パンク修理もタイヤ交換もネックになるのは「工賃」ですが、どちらも慣れて自分でできるようになりさえすれば出費を大幅に抑えることができます。
自転車タイヤの交換時期は?
自転車のタイヤは一般的に3,000km程度が寿命が訪れ、交換時期がやってくるといわれています。
交換時期の目安となるのは、タイヤの溝が残っているかどうかです。
紫外線などでの劣化でタイヤ自体が変形することもあります。
タイヤの溝がなくなっているようであれば、走行距離に関係なく交換時期が近付いているサインと見て間違いないでしょう。
恒常的に通勤や通学で自転車を足代わりにしている人は、約1年程度でタイヤの溝が磨り減り寿命(交換時期)がやってきます。
また、タイヤの交換時期は自転車本体の保管場所・保管状況・使用状況などによっても大きく変わってきます。
ママチャリなら、3年で交換時期が訪れるともいわれています。
3年も乗っていればタイヤの溝は確実にすり減ってくるので、たとえ使用頻度が低くても最長でも3年ぐらいがタイヤ交換の時期といえます。
ロードバイクやクロスバイクを乗っている人の中には大体1,000km走ったら前後輪のタイヤを交換することがありますが、ママチャリの場合、ローテーションさせるほど走らせることなく劣化による寿命を迎えることが多いようです。
突然のパンク修理に役立つ商品
備えあれば憂いなし。
ということで、突然のパンク修理に備えて最低限、自分で用意できるものは予め自分で準備しておきましょう。
出典: http://creazy.net
パンク修理キット+バルブ
突然のパンクに備えて、パンク修理キットと予備のバルブを購入しておくことをおすすめします。
どちらも100円ショップで購入することができます。
特に、パンク修理キットには簡単な説明書も付いているので、最初はこれを使うのがおすすめです。
紛失したパーツなどはホームセンターで購入できることがあります。
自転車で長距離の旅行をする場合も、パンク修理キットとコンパクトサイズの空気入れを持っていくと旅先でも直すことができるので何かと便利です。
虫ゴムに穴があいていたり切れている場合は交換しましょう。
その後タイヤに空気を満タンに入れて5~10分ほど放置し、空気が抜けていないか確認します。
空気が抜けていないようであればゴムチューブが原因なので新しいものと交換し、空気が抜けているようであればパンク修理をします。
出典: https://www.amazon.co.jp
リムテープ
交換用のリムテープも用意しておくと何かと便利です。
リムテープは、自転車が歩道の段差に乗り上げたときの衝撃でリムがチューブに貫通して破れてしまう(※通称:リム打ちパンク)こともあります。
出典: http://www.oideya.gr.jp
新しいチューブ
出典: http://www.oideya.gr.jp
チューブもタイヤと同じく、使っているうちに摩耗・劣化していきます。
タイヤの内部でタイヤとチューブが擦れる部分はチューブの表面が磨耗して薄くなり、穴が開くようになります。
チューブ交換に関しては自分で行うよりもサイクルショップに修理を依頼する方が確実ではあります。
パンク修理よりもややコストが割高ですが、パンクする回数自体を減らすことができれば、長い目で見た場合に結果的に出費を抑えることができます。
自転車のタイヤ交換まとめ
ママチャリであろうとクロスバイクであろうとマウンテンバイクであろうと、タイヤやチューブが交換時期に近付く前にパンクの瞬間が突然訪れることもあります。
そんな時に、自分でタイヤ交換やパンク修理を行うスキルがあると、修理業者に依頼するよりも大幅にコストを削減することができます。
前後輪のタイヤ交換とパンク修理、是非とも自分でできるように両方マスターしておきたいところです。